宅建合格までの道
宅地建物取引主任者に合格できた。
資格をとったのは久しぶりでちょっと嬉しかったし、誰かの役に立つかもしれないので、勉強のやり方などを忘れないうちに書き残しておく。
宅建合格までの道のり
自分の場合は独学(資格予備校や通信学習は使わず)で、市販の参考書と問題集とDSで合格できた。
一度落ちているので、その経験もふまえて書いておく。
基本的な勉強法としては、参考書を一通り読み、過去問をやる。
過去問をおぼえてしまったら、予想問題や市販模試などをやって、初めて見る問題に慣れておく。
あとは本番で緊張しないような対策をしておく。
こんな感じ。
参考書(基本書)は、たぶんどこの会社も似たような内容だと思うが、なるべくわかり易いやつがいいと思う。
絵とか図が多いとか、そういうのは自分の好みに合わせて。
過去問題集はいろいろあるが、問題をおぼえるくらいやっといたほうがいい。
自分の場合はLECのDS宅建を使っていて、そればかりやっていたので、本の過去問題集はあまり買わなかった。
DS以外は、ブックオフでちょっと古い一問一答問題集を買ってきて、試験直前期によくやっていた。
市販模試は一ヶ月前からやり始めた。
未見の問題と2時間ぶっ続けで問題を解くことに慣れるため。
現役の学生なら問題ないかもしれない。
しかし社会人になって時間がたっているので、2時間一歩も動かずに問題を解き続けるのは、集中力が続かないこともありそうだから。
自分は利用しなかったが、資格予備校の公開模試もいいかも。
試験科目に関して。
民法(権利関係)は付け焼刃では難しいので、できるだけ早めに勉強し始めるべき。
民法で点が取れると、たいぶ楽になる。
宅建業法は問題集を繰り返すうちにおぼえてくる。
配点が大きい重要科目なので、暗記が苦手な人は早い時期からやったほうがいい。
ある程度おぼえてくると、点がとり易い科目だと思う。
その他の法令上の制限は、おぼえることが多くてたいへんかもしれないが、暗記が得意な人は力を入れるのもいいのかも。
暗記が苦手な人もできるだけおぼえておくべき。
50問の試験問題の最後の5問(免除科目、建築着工統計とか)は、市販の雑誌などにものっている。
法改正の情報などものっているので、独学の人はチェックしておいたほうがいいかも。
ネットですべて調べられる人はネットでもいいと思う。
免除科目と法改正については、自分の場合は、有名講師のみやざき氏のYoutube動画を観ておぼえた。
みやざきさんのYoutube動画には、他にもいくつかお世話になりました。感謝。
その他。
宅建を受けるという話が人に伝わると、「俺は短期間の勉強で受かった」などと自慢する人がいたりする。自分の周りにもいました。
自分は一度落ちたので、そういう人からはいいカモに見えるらしく、「は?落ちたの?」みたいなことも言われたり。
俺は頭良いんだぞーというアピールがうざいかもだが、身近にそういう人がいたら、逆にどういう勉強のやり方をしたんですかと聞いてみるのもいいと思う。
宅建の試験も昔よりも難しくなってきているので、あまり参考になるかわからないが、得るものもあるかも。
他の資格の勉強などで民法がかなりわかっている人なら、残りの宅建業法や法令を丸暗記でいけるかもしれない。
司法書士とか行政書士の勉強をしている人は、宅建の勉強も入り易い。
試験本番では周りの人が優秀そうに見えたりする。
それで緊張したりするのだが、合格後に自分の受験番号を見てみたところ、前は30人ぐらい、後ろは20人ぐらいの人が落ちてました。
だからあまり気にする必要は無いと思う。
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