Fallout 3

Fallout3は2008年に発売されたRPG。
メーカーはBethesda Softworks。MorrowindやOblivionを作った会社。
舞台は核戦争後のアメリカ。
核戦争から200年がたっても、地上は汚染され、人間は地下シェルターの中で暮らしていた。
シェルターの中で育った主人公は、シェルターの外へ出て行方不明となった父親の後を追って外に出る。
シェルターの外の世界は危険な事がいっぱいだった。
外の世界で生き抜いていくうちに、様々な陰謀や父親に関する真実を知る。そんな感じのストーリー。
ゲームのシステムはFPSとTPSをキーひとつで切り替えられる。Oblivionと同じ。
自分の好きなほうで、あるいは臨機応変にプレイできる。
このゲームを簡単に説明すると、Oblivionのシステムで近未来が舞台のゲームを作ってみました、そんなイメージ。
Oblivionと同じように、核戦争後の荒廃したアメリカを自由に冒険できる。ただしアメリカといってもワシントンDC周辺のみだが。
善人として生きるのも悪人になるのも自由。
主人公の行動次第で他の登場人物の対応やクエストの展開が変わってきたりするので注意が必要。 主人公はまずシェルターの外に出るが、シェルターの外は見事なまでに荒廃した世界が広がっている。
半壊した建物や瓦礫の山、建物内を散策すると死体やガラクタばかり。
Oblivionでは外の風景は美しさも感じたが、Falloutでは心まで荒んできそう。
まさに北斗の拳の世界。
街にはまともな人間もいるが、ちょっと街から離れれば、見た目ですぐに悪い奴だとわかるような奴がうろうろしている。
どうみてもゾンビにしか見えない人間や、どうみても人間に見えない人間とか、いろいろいる。変人も多数。
その一方でロボットアニメに出てきそうなスーツや武器をフル装備した人とか、明らかに仮面ライダーな人もいたりする。
多種多様。
父親を追うメインクエストの他に、街などで何かのクエストを引き受けたり巻き込まれたりする。
クエストの数は非常に多く、なかなか飽きない。
武器はアサルトライフルやミニガンといったFPSゲームの定番から、野球のバットや長剣などいろいろある。
MorrowindやOblivionと同じようにユーザーによるMODの開発も行われていて、優秀なMODやユニークなMODが無料で入手できる。
追加発売された公式MODもなかなか面白いのでおすすめ。
Fallout3をプレイする上で問題になるかもしれないのは、グロ表現。
このゲームでは、普通にグロい表現が出てきたりするので、気にする人は要注意。
PS3版やXBOX版ではこれが抑えられているらしい。
FPSゲームやホラーゲームに慣れている人は、それほど気にする必要は無い。
このゲームはやはりとても良くできている。
いろいろな楽しみ方ができて、長期間遊べる名作だと思う。
グロ表現が苦手な人はちょっと難しいかもしれないが、RPGが好きな人にはおすすめできる作品。
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