ウェルトオブ・イストリア

PSのRPG。メーカーはハドソン。
当時のRPGとしてはかなり自由度が高い。
イストリアという世界で、主人公は冒険者として自由に行動していく。
マルチエンディング。
基本的には、割と自由に行動できるRPG。
自分自身のキャラメイキングの時点から、髪型とか服の色とか身長・体重など細かく設定できる。
武器などもちゃんと自キャラのグラフィックに反映される。
青い鎧を身に着けていると、町の人間から「青の戦士」と呼ばれたりする。芸が細かい。
戦闘はアクション性はない。よくあるターン制の戦闘システム。
必殺技などもあったりするが、必殺技も戦闘ギルドという場所でお金を払って購入できる。
達人と修行するシナリオとか、そういったものはない。お金次第。
武器や魔法についても同じ。
主人公のレベルはさくさくと上がっていくが、敵のレベルも主人公のレベル相当の敵が出てくるので
レベルが上がるとどんな敵にも楽勝というわけではない。
二人まで仲間を誘ってパーティーを組める。
仲間になるのは、ほとんどはイベントで一緒に行動したキャラ。
仲間がいると戦闘は非常に楽になる。
シナリオは街中や冒険者ギルドなどで請け負って始まる。
ただしシナリオの途中で出てくる選択肢や行動によって、シナリオの内容や結末が変化することがある。
自由度が高いと言われていたRPGのルナティックドーンと比べると、ルナドンでは特定のパターンの中で
似たようなシナリオを繰り返すが、こちらはちゃんと違う内容のものになっている。
その代わりシナリオの数には限りがある。謎解きは簡単。
残念なのはグラフィックとマップの狭さ。
自キャラをいろいろとカスタマイズできるのは素晴らしい。
しかしキャラが結構粗いポリゴンなので、かなりの脳内補完が必要。
マップも狭い。街も少ない。全体的に小さな世界。
自由度が高いのは良いが、全体的にマップが狭いので、せっかくの自由度の高さを生かしきれてない気もする。
もっとマップが広くていろんなキャラがいて、シナリオやイベントがもっと多かったら、すごく面白いゲームだった。
個人的には結構面白いRPGだと思う。
しかしグラフィックの粗さとか、欠点が結構目に付くので損をしている。そういう感じのゲーム。
一本道のRPGに飽きている人にはおすすめできるRPG。
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