Hitman Codename47

Hitmanは2000年に発売されたスニークアクションゲーム。メーカーはEidos。
プレイヤーは暗殺者「47」となって、組織から依頼されるミッションを実行していく。
ストーリーが進むうちに、自分自身の出生の秘密も明らかになっていく・・・そんなストーリー。
管理人はツクダシナジーから発売された、日本語版を購入した。
システムは三人称視点だが、47の後方視点に固定されているため、実質上FPSゲームに近いプレイ感覚となっている。 アクションゲームというと敵を片っ端から撃ちまくって片付けていくというのが王道だったが、このヒットマンでは、隠密行動が重要視されている。
こっそり目的の場所へ行き、こっそりターゲットの人物を片付け、こっそり退散する。
これがヒットマンの基本となっている。
隠密行動が基本といっても、正面から強引に突入して、目的を達成という作戦もとれる。
どんな方法・手段を用いても、結果的に目的を達成すれば良いという、自由度が高いゲームでもある。
実際プレイすると、まずは敵の仲間や関係者の服を奪い、それに変装して敵の屋敷などにもぐりこむというパターンが多い。
敵に変装できるというのもヒットマンでは重要なことで、変装していても敵に近過ぎてばれてしまったり、服の持ち主の死体が発見されるとばれてしまったりする。
変装して敵のアジトに潜入するときの緊張感はかなりのもの。変装して敵に近づくと、敵がジロっとこちらを見たりする。こういう敵のリアクションが素晴らしい。
武器や攻撃方法もいろいろあり、なかなか飽きない。
ゴルゴ13という漫画があるが、まさにゴルゴ13そのものというゲームだという気がする。
ゴルゴ13のゲームは今まで多く発売されているが、どれよりもこのヒットマンのほうがゴルゴ13そのもの。
管理人はヒットマンシリーズはすべてプレイしているが、最初にリリースされたこのゲームも、まったく色あせていないと思う。
最近のゲームと比べると、ちょっと荒削りな部分もあるが、絶対にプレイして損はない作品に間違いない。
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